皆様、「手洗い」はバッチリですか?
当たり前で簡単そうな手洗い、でもとっても大切な手洗い。
今日は、そんな身近な「手洗い」に関する活動をご紹介したいと思います。
「手洗いにはじまり、手洗いに終わる」
という言葉があるように、食品を扱う上で、「手洗い」はとっても重要です。手は時に病原微生物の運び役として、食中毒を広げる原因となります。食中毒を未然に防ぐためにも、日々の「手洗い」はとても重要な役割を果たしています。
京都府食品衛生協会では、約350名の食品衛生指導員が、食の安心安全を守るため、食品衛生普及活動に日々邁進しています。
今年度は、指導員全員が「手洗いマイスター」資格を取得し、活動することを目標に、5/30~6/14に京都府各保健所管内 全7会場において、2年に1度の更新研修会と合わせて「手洗いマイスター認定講習会」を開催いたしました。
なぜ手を洗わなければならないか。いつ手を洗うのか。どのように手を洗えば良いのか。など、「手洗い」の重要性・目的・方法などについて学びました。
実際にどのように手洗いのチェックを行うのか、講習会の様子を少し覗いてみましょう。
はじめに、蛍光ローションを手に付けよ~く広げます。
専用のブラックライトに当ててみると、、、
蛍光ローションがベッタリ付いてますね!(これを汚れの指標とします。)
まずは、いつも通り 手洗いをします。
ブラックライトでチェックしてみましょう。
蛍光ローションが残っていれば青く光ります。洗いのこしが一目でわかりますね。
綺麗になっている方、まだまだ汚れが落ちていない方、様々です。
親指の付け根や指と指の間、爪の生え際、手首、、、見落としがちなところはたくさんあります。
次は、正しい方法でいつもよりもしっかり丁寧に洗います。
さぁ、どうでしょうか ブラックライトでもう一度汚れをチェックをしてみましょう。
おぉ、どうですか? キレイになりましたね!!
簡単そうで実はとっても手ごわい手の汚れ。もう一度日頃の手洗い方法を見直してみませんか。
現在、京都府食品衛生協会では、乙訓地域(長岡京市、向日市、大山崎町エリア)を中心に、小学生や保護者を対象に手洗い教室を開催するなど、手洗いマイスターを持った指導員が活発に活動しています。
子供たちにとっては、「手を洗うこと」ってとてもめんどくさいことですよね。
早く遊びたい!早く食べたい!と、心ここにあらず(―_―)!!
どうしても適当になってしまいがちです。
手洗い教室では、単に手洗い方法の指導をするだけではなく、おだしの取り方やケーキ作りなど調理実習と合わせて、楽しみながら「手洗い」の大切さを伝える工夫をしています。
↑ 和菓子職人の指導員さんのもと和菓子作り体験をしているところですね♪
園児や小学生が、幼いころから正しい手洗いを身に着け、習慣付けることができるよう、楽しく正しく学んでいただきます。
おうちに帰ってからも正しい手洗いが続けられるように、保護者の方々にも一緒に学んでいただくことはとっても大切ですね。
「手洗い教室をを開催したい!」「手洗い指導に来てほしい!」という飲食店様や企業様、各種団体様がおられましたら、是非とも当協会にご相談ください。ご連絡をお待ちしております。